「長野県民の餃子の王将」と言っても過言では無いテンホウ。
そこは餃子、ラーメン等「安くて美味しい!」が詰まったパラダイスです。
諏訪、岡谷、茅野、そして松本を中心として長野県内に30店舗を展開するテンホウ。
その創業はなんと昭和31年。古くから長野県民の胃袋を支えてきている地元では超有名なローカルラーメンチェーン店です。
ちなみにテンホウの名前の由来は…
名前の由来は「天の宝」をカタカナで読むところから来ております。意味は「天から授かった宝物」「大変貴重なもの」など「地域社会になくてはならない店になる」という想いが込められています。
との事。
詳しくはテンホウのホームページに記載してありましたので気になる方は要チェック!
メニュー
※2018年4月で一部商品値上げとなっております。
メニュー写真はお邪魔した当初のものですのでご参考までに。
なんと言ってもこのクラクラするほどの主張の強い黄色と赤のコントラスト。
これが私的にはテンホウのイメージカラーです。
メニュー構成は基本はラーメン、餃子。
更にはごはんものから派生してもはや何でもありな状態。
大衆食堂的な側面もあり、ラーメンチェーンと言われれば確かにそうとも言う状態。
そして、テンホウのデザートと言えば何と言ってもソフトクリーム。
「なんでソフトクリーム?」と言われれば「それは、テンホウだから。」と答えてしまうほど定番化しております。
セットメニューも充実。
壁一面にもずらっと色々なメニューが。
この中でも、三世代で来店すると300円のお食事券が頂ける「三世代家族割引」はなかなか特徴的で地域の家族連れを取り込みたい店側の意向がひしひしと伝わってきます。
こんなものもありました。
ちなみに14日はテンホウの日(テン・フォー)としてタンメンシリーズが割引になったりします。
また、ギョウザのサービスデーも存在し餃子が半額になる日も。
他にも店舗ごと色々なお得メニューがあるようです。
仲間内でテンホウに行くとその人その人によってある程度好みのメニューが決まっている傾向にあります。
私自身ももちろんマイベストメニューがいくつかあります。
私的によく頼むメニュー ベスト3
- 定食 700円
- ソースかつ丼 630円
- 皿うどん 600円
多分注文数で行くと定食がダントツかと。
逆にごはんものが多い私ですが、ラーメンの方が多いという方もかなり多いかと。
それだけ好みの分かれる個性のある商品がそろっているという事です。
ちなみに人気NO1は「辛くない!」でお馴染み「タンタンメン 490円」!
次点で私の愛する定食がNO2とのこと。
チャーメンやバンバンチーメン、肉揚げ各種ラーメンも人気高そうです。
皿うどん 630円
「皿うどん」とは、サックサクの揚げた麺を、トロ~リとしたあんかけで食べる商品です。
「かたやきそば」とも言いますね。この揚げ麺は開発当時、長崎直送の麺を使っていました。長野県では始めたのは最初なのではないかと思います。
こういう全国の新しいものを取り入れるのが好きな会社だったんですね。でも、今では当社工場でより美味しくなるよう改良を重ねたオリジナルの麺を使用しています。
サクサク感を出すために、必要な数の麺をお店で丁寧に揚げています。
「あんで揚げ麺をくるんで食べる」という方と、
「揚げ麺をあんに浸して食べる」という方がいますが、
色々な好みがあるな~という商品です。あんの固さにお好みがあればご注文の際に伝えてみてください。
このあんかけは、他の商品にも使われています。
揚げ麺を、中華麺の細麺に変えると「広東麺」に
ご飯に変えたものが中華丼」です。
ぜひ食べてみてくださいね!
いわゆるかたやきそばです。
具の内容はもやし、人参、キャベツ、キクラゲ、豚肉。
これがテンホウにおける基本野菜たちになります。
こちらの基本野菜がたっぷりのあんでパリパリの麺をいただきます。
ちなみにお酢ではなく添付されるレモン汁をかけて。
お味もしっかりと美味しいのです。
後半はウスターソースなんかで味を変えたりして。
あんによってふやけてきた麺とフレッシュなパリパリ部分のコントラストを楽しみながら。
チャーシュー味噌ラーメン 750円
厳選した3種類の味噌をブレンドしてある、テンホウの味噌ラーメン。
「うっ!」とくるようなくどさもなく、コクだけを引き出した、ややさっぱり目に仕上げた味噌ラーメンです。
ちなみに通常の味噌ラーメンは、なんと510円でいただくことが出来ます。
お店の説明文にも御座います通り、濃厚な味噌ラーメンとは違い子供でも大好きになるようなさっぱりとしたテイスト。
どの世代が食べても嬉しい商品作りがテンホウの人気の秘訣なのかもしれません。
コレ、本当に良い。
染み入る一杯。
台湾ラーメン 600円
こちらも人気メニュー。
メニューには「辛い!」との記載がありこの見た目なので若干たじろいでしまいますが、個人的にはほどほどのピリ辛。
ひき肉由来と思われる甘味と旨味で、辛さだけでは無いとても奥行きのある味わい。
にらともやしのシャキッと感も良いです。
こうして見ると、何を頼んでも間違いが無くお値段も安めの設定なのでテンホウのポテンシャルはかなり底なしだと思っております。
ミニソースかつ丼 360円
サックサクのカツ丼を小さくしました!
ラーメンとご一緒に召し上がるのに丁度良いボリュームです。お好きなラーメンとご一緒にぜひどうぞ。ミニカツ丼単品でもご注文いただけます。(その場合、スープサービス致します。)
良くある「スーパーマーケットのカツ」のクオリティーというよりは「飲食店で提供されるカツ」の質感に近いものが味わえると自分の中ではかなり気に入っており、重宝しているメニュー。
ちょっと小腹が空いたときなどには是非とも頼んでみていただきたい商品。
テンホウの餃子 280円
「焼き面はカリっとしていているのにふっくらモチモチの皮。
一口食べると口いっぱいに広がる、テンホウでしか味わえない芳醇な香り。
そして、とってもジュ~シ~な肉の甘味とシャキシャキの野菜の歯ごたえの絶妙なバランス。」
テンホウの餃子が苦手だと言う方も少なからずいらっしゃることは確かです。
一般的なにんにくを効かせたガッツリ餃子とは違い、スパイスの薫りが強い。
全て自社工場で作っているようですが一般的な餃子にはあまり使われない「スターアニス(八角)、フェンネル、シナモン」等数種類のスパイスを使用し「医食同源」を信念として作り上げられているとの事が発覚いたしました(八角だけに)。
この餃子のクセは、私的には最早懐かしさにも似た何とも言えない味となっており、時々中毒的に食べたくなることがあります。
餃子専用のお酢やテンホウラーメン七味もある!
食卓の上にはテンホウの「餃子専用酢」も置かれております。
内堀醸造が作ったこの餃子専用酢のみを餃子に付けて食べるのがテンホウ推しとのこと。
そして、テンホウ独自商品としてもう1品。
ラーメン専用七味も御座いました。
【ラーメン専用七味の特徴】
辛味のプロ、八幡屋礒五郎の七味職人が、テンホウのラーメンを食べながらより美味しくするために調合してくれたラーメン専用七味。
テンホウのラーメンの味を活かしながら辛味をのせ、しかもラーメンの邪魔をしない風味とさっぱりとした爽やかな香りが特徴の調和の取れた七味ができあがりました。
・通常唐辛子(三鷹/さんたか)
・バードアイ(約3倍の辛さ)
・白胡麻
・麻種(おたね)
・生姜
・コリアンダー
・陳皮(チンピ)
このラーメン七味の中身にはこれらの風味が調合されています。★唐辛子は通常の3倍の辛さを誇る「バードアイ」を混ぜてあるのでピリッとした辛さも特徴です。
通常の七味より辛さが引き立っていますので、色々なお料理で「辛さがほしい」と思ったときにはぜひどうぞ。
ラーメン以外にも使い方はたくさんあります♪
通販でも買えるようですので長野県民はもちろんのこと他県の方でも試してみていただきたい商品。
コチラの餃子はテンホウに行かれた際は是非とも味わっていただきたい商品です。
まとめ
長野県のローカルチェーン店として最強といっても過言ではない人気とコスパを誇るみんなのテンホウ。
これだけの商品ラインナップが揃うお店です。
皆様も皆様なりの「マイテンホウベストメニュー」があるかと思います。
時には新しいメニューを開拓し、自分なりのテンホウの美味しさを作り上げていってください。
まさに「みんなのテンホウ」!
またお邪魔致します。
美味しかったです。
御馳走様でした。
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