今回は松本市内で地元民だけでなく県外の方からも絶大な支持を誇る名店をご紹介いたします。
特に信州大学に通われていた方には思い入れ深いお店なのではないでしょうか。
時間が止まっているかのような歴史を感じさせる店内、決して飾らない愛のある美味しさ…
まさに「松本市の食堂と言えばココ!」と言っても過言では無いお店です。
早速山賊焼お食事処源太の詳細を見ていきましょう。
松本市「山賊焼 お食事処 源太」の場所・アクセス・駐車場は?
松本市にある山賊焼お食事処源太の住所は長野県松本市 北深志3丁目10−19になります。
以前ご紹介したカレーバイキングの名店「メーヤウ桐店」などが店を連ねる小松プラザの向かいに御座います。
また、こちらも以前ご紹介させていただきました「お食事ピカドン」など、信州大学が近くにあることから正にヤミツキになるボリューム満点・コスパ最高の食堂などが多いのも特徴的です。
駐車場は店の横に2台分とのこと。
松本市「山賊焼 お食事処 源太」の店内の様子・雰囲気・喫煙可?
ガラガラガラっと扉を開けてお店にお邪魔すると、初めての方は少し驚くかもしれません。
まるで時間が止まってしまったかのように懐かしの光景がそこには広がります。
立派なスズメバチ巣が何かの動物のツノなど幼少期にはどこのご家庭にもあったであろう懐かしの品がズラリと並べられております。
店内は長テーブル1卓、テーブル1卓、そして奥には座敷席が用意されております。
決して広いお店では御座いませんが、あのノスタルジックな雰囲気…たまりません。
ちなみに以前は喫煙可だった気がしますが、今回お邪魔したランチタイムには卓上の灰皿も無くどなたも喫煙されておりませんでした。要確認。
このお店も以前何度もお邪魔しておりましたが、お店の方が体調を崩されたとの事で一時期休業されていたとの噂をお聞きしておりました。
今回お邪魔した時はひさしぶりに御夫婦のお元気そうなお姿が見ることが出来て嬉しかったです。
このお店に初めてお邪魔してから10年以上経ちますが、お店の雰囲気が本当に変わらないのでお店の時間は止まったままなのに自分だけが老けてしまった様な不思議な錯覚を覚えてしまいました。
これぞ食堂!迷ったら山賊焼きを!「山賊焼お食事処源太」のメニューは?
このメニュー表が歴史を物語っております。
すっかり元の紙の色が確認できないほどエイジングしたメニュー表には様々な定食がズラリ。
一部は価格部分に訂正の張り紙が確認出来ますが、9割以上のメニューはメニュー表に何も手が加えられていないまま…つまり価格改定をせずに長年今の価格で提供して下さっているということがわかります。
ラーメンなどは無く「これぞ食堂!」と言ったごはんを基軸とした比較的硬派なラインナップで個人的にはドストライク。
これだけの定食メニューが並ぶ中で「源太のおすすめ山賊定食をどうぞ!!」と初めてお店に来た方や優柔不断対策もバッチリ。
先に言っておきますが、このお店「爆盛り・テラ盛り」の店としても有名です。
特に山賊定食肉特大盛(950円)は信大生や大食い自慢の方には絶大な人気を誇る松本市内でも屈指のコスパ・ボリュームを誇る名作です。
恐らく常人であればどのメニューも普通盛りで充分なボリュームなものですのでご注意ください。
源太に挑む日は調子に乗って自分の胃袋を過信してはいけない!
今回も例に漏れずコチラの名物を頂きたくお邪魔したので迷わずにコチラをいただきました。
山賊定食肉中盛 600円
- ごはん
- キャベツ具だくさん味噌汁
- この日は1、5枚分の山賊焼き
- サラダの壁面を彩る大根の煮物
- 切り干し大根の山
- 突如現れる豆腐
- 山盛りサラダ
- 裏にひっそりと野沢菜の漬物
- デザートにりんご
- デザート後の締めに恒例のゆで卵
「ちょっと大盛りを…」気分であれば中盛りが絶対おすすめです。
個人的に松本市に山賊焼き定食は数あれど、価格面も含めた「王道」はこのお店のものだと思っております。
この日はランチタイム開始一番乗り。カラッと揚げたて山賊をいただくことができました。
とにかく見た目のインパクトが凄いです。
山賊焼きのボリュームも勿論なのですが、全く脈略の無いセット内容に初めての方は度胆を抜かれるでしょう。
慣れてくると「そうそう!コレコレ!これが源太よ!」と懐かしさを覚える構成に。
今回注文させていただいたのは肉中盛ですが、画像では伝わりにくいかもしれませんがかなりのボリュームです。
先ずは源太と言えばコレ!と言う方も少なくないはず。山賊焼きを頂いてみます。
揚げたてなので熱々でありますが、衣や肉の感じ的にどちらかと言うとサッパリと頂けるタイプの山賊焼きです。
塩気に関しても濃すぎることなく丁度良い塩梅。むしろ「塩気が足りないよ!」と言う方は卓上の食卓塩をお皿全体にさらっと回しかけてあげるとよいでしょう。
サラダは上にドレッシングがかけられておりますが、全体的な比率としてはドレッシングはかなり少ないため卓上調味料などを使って何らかの味付けが必要となります。
サラダの味付けを頭の中で組み立てたらいよいよサラダ山を崩しにかかります。
先ずは山を守るように表面に置いてある大根。
こちらもさっぱりとした瑞々しく程よい味付けで箸休めとして最適です。
左回りにサラダ山の登山を進めていくとこんもり盛られた切り干し大根、そしてその奥にはさっと醤油をかけていただきたい豆腐も。
どれも揚げ物の肉料理のサイドメニューとしては口の中がさっぱりとして秀逸です。
山を崩して山賊焼きと一緒に食べ進みながら裏側を覗くとそこには野沢菜の漬物も。
キャベツの千切りに味を付けるように野沢菜やサイドメニューを口の中に一緒に入れていきます。
一見なんの変哲もない味噌汁でしたが、こちらもとっても具だくさん。
山を崩すころには、程よい満腹感に襲われております。
そしてデザートにりんごをしゃりっと噛んで「あぁ…やっぱり源太良いわ。」と心の中で唱えるのです。
デザートの後の締めはコチラ。「殻つきのゆで卵」はある意味で源太の真骨頂。
気持ち良いくらい綺麗にムケる卵の殻は、伊藤家の食卓で修行してきた御主人ならでは裏ワザ。
ここまで含めて源太の定食は完結いたします。
松本市大衆食堂の王道!「山賊焼 お食事処 源太」まとめ。
松本市で長きにわたりその歴史ある変わらない味を提供し続けてくれる「山賊焼 お食事処 源太」。信大生だけでなくたくさん食べたい方には絶対オススメなボリューム・そしてこの価格!時間が止まったかのような素朴な雰囲気…好きな方は是非とも一度体験してみてください!
いかがだったでしょうか。
このお店は山賊焼きのお店としても有名ですが、その他のメニューも大変美味しくボリューミーです。
山賊焼きの持ち帰りも出来るようですので気になる方は持ち帰りだけでも挑戦して見てはいかがでしょうか。
美味しかったです!
御馳走様でした。