どうも。ヤミツキマツモトのコムさん(@infoyami2ki)です。
お正月の恒例行事と言えば「年賀状」。
皆様は年賀状毎年出していますか?
「普段連絡を取っていないけど、年賀状だけはやりとりしている」といった関係の方も少なくないのでは無いでしょうか。
今回は最近の年賀状事情を徹底的に調べてみました。
早速見てみましょう。
年賀状の歴史はなかなか古い。
そもそも年賀状は1870年代後半に年末年始の挨拶を簡潔に行えるとの事で急速に普及し、かれこれ150年近く日本の年末年始の風物詩として親しまれてきました。
最近ではインターネットやSNSの普及により「挨拶を簡潔に行うためのもの」と言う感覚は希薄になってきておりますが、それでも年末時期には量販店やコンビニ各社の売り場には年賀はがきがズラリと並ぶのを目にします。
「年賀状」実際みんな出しているの?
年賀状が一番盛んだった2003年の発行枚数44億5936万枚をピークに年々右肩下がりで発行部数が減少しているようです。
2018年度の発行枚数は24億枚とピーク時の半分程度まで減少。
インターネットや各種SNSで日頃から気軽に連絡が取れるようになった事が原因となっているものと思われますが、今後も年賀状離れは進みそうな勢いです。
皆様の今年の年賀状事情教えてください!
今年はハガキによる年賀状を…?#年賀状— ヤミツキマツモト公式 (@InfoYami2ki) 2018年12月30日
ヤミツキマツモトがツイッターで行なったアンケートでも「年賀状出さない」派が多数を占めておりました。
なんだかんだ言ってもまだまだ年賀状を出す派がスタンダードと言った感じでしょうか。
「年賀状」を出さない理由は何?
では、どういった理由から年賀状を出さなくなった方が増えてきたのでしょうか。
細かく見てみましょう。
SNSで簡単に連絡が取れるから。
「年末年始は回線が混雑するので日が変わった直後のメールの送信を控えましょう!」など携帯会社各社が警鐘を鳴らしていた事もあったようにある程度身近な方にはメールで気軽に連絡が取れるようになったことが大きな原因の1つと考えられます。
ただし、頑なにSNSのみで年末年始のやりとりを済ませると年賀状でしか日頃やりとりをしないような「滅茶苦茶仲良くはないけどそれなりにお世話になった層」とはより疎遠になってしまう可能性も考えられます。
面倒くさい!時間が無い!
年賀状を出している方でも「そろそろ年賀状準備しないと…」とか「あぁ…もう年末だ…早く年賀状出さないと…」など年賀状を出すこと自体が目的になってしまっていることはありませんか?
年末年始でも変わらず仕事をしたり日々の業務も残業続き。
現代人は時間が無いのでそれもまた致し方ないことだと思います。
「年賀状は面倒くさい!そんな時間が無い!」と潜在的に思っている方は年賀状出す派・出さない派に関わらず相当数いらっしゃると思います。
「年賀状は出来れば失礼の内容に出したい!だけど時間を取られたくない!」と言う方にはネットプリントで済ませてしまうのも1つの手です。
私も以前ネットプリントで年賀状を出したことがあるのですが、とにかく簡単。
直接郵送もしてくれるので年賀状を購入してポストまで持っていく必要もありません。
もちろん完成した年賀状を一度確認してから送りたいと言う方は一度自宅に送ってもらうことも可能です。
最近はスマホアプリでも同様のサービスが御座いますので、「やってみたら大して難しくなかった」ときっと感じることでしょう。
個人的にはネット上に住所録を登録してある「オンラインクラウド状態」にもなるのでパソコンがクラッシュしてしまった際もネットプリント側に住所録が残っており助けられたという経験も御座います。
年賀状を「時間が無い!面倒くさい!」と言う理由だけで出すのを迷っている方は一度試してみることをお勧めいたします。
ただし、ネットプリントは自分で印刷して出すよりも費用的には高くつきます。
通常ご家庭のプリンタを使って100枚の年賀状を印刷すると、インク代も含めて7~8,000円程の費用が掛かるとされております。
それに対してネットプリントは100枚で15,000円程になる事も珍しくありません。
一見すると倍程の値段がかかるようにも思えますが、自分で年賀状を印刷するのに2時間、3時間と時間をかけることを考えれば値段的には妥当な気もします。
また、ネットプリントは早期割引などの割引サービスも御座います。
計画的に動けるようでしたら早めのタイミングでのネットプリントを視野に入れれば気軽に年賀状と向き合え、「年賀状を出さないと…」と暗くなりがちな年末を晴れやかに迎えることが出来るでしょう。
年賀状にはお金もかけたくない!
逆に年賀状を出さない理由としてお金がかかるからという方もいらっしゃると思います。
そういった方が年賀状を出すには、上記の通りネットプリントでは費用面で難しいですので自宅で印刷するしかないでしょう。
自宅での年賀状作成に便利なのは郵便局公式・郵便年賀JPからダウンロードできるフリーソフト「はがきデザインキット」が断然便利なので有効活用していきましょう。
ただし、自宅で年賀状作成するのは時間と手間はかかります。
年賀状には時間も手間もお金もかけたくない!年賀状を出さないにはどうしたらよいの?
上記のように時間も手間もお金もかけたくない(orかけられない)という方は年賀状から少し距離を置くしかないかもしれません。
年賀状を送らない人が増えた…とはいえ大切な方や会社の関係の方などいきなりバッサリ辞めるのはなかなか気が引けますよね。
そんな方はあらかじめ「来年度からは年賀状のやりとりを卒業する」旨事前に連絡を入れておくとスムーズでしょう。
【例文】年賀状を卒業したい!どんな文章で相手に伝えればよいの?
具体的にはいただいた年賀状に対し「寒中見舞い」として「誠に勝手ながら 本年をもちまして年賀状による年始のご挨拶をどなた様に対しても控えさせていただくこととなりました」などとして以後年賀状を控えることを宣言すると良いでしょう。
引っ越しで住所が変わる年、喪中ハガキを出した翌年、会社を退職した年など環境が変化した場合は年賀状を卒業する良い機会かも知れません。
むしろ関係性が滅茶苦茶近いor滅茶苦茶遠い人に関してはバッサリ辞めてしまっても個人的には大きな影響は無いように思います。
年賀状出さない人は確実に増えている!年賀状事情まとめ。
いかがだったでしょうか。
最後になりましたが私はどうしているのかというと、特に何も宣言せずに「年賀状を送ってきてくれた方のみに返す」方法をここ数年実行しています。
同じようなスタンスの仲間も多く、自然と年賀状のやり取りは減っております。
友人関係のみにおいては「この程度のことでこじれる関係性ならばそれはそれでしょうがない」と割り切っています。
それでもやはり親世代や親族関係においては難しい部分もあり、「絶対に年賀状は出さない!」スタイルを貫くのでは無く、柔軟に年賀状を出せる時は出すスタンスでいったほうが摩擦も少なく気持ちの良い年末年始になる事と思います。
個人的に一番だと思う理想像は、新年を迎えて「日頃連絡を取らないあの人にも直接連絡を取ってみる」が実現できれば最高だと思います。
年賀状に「今年こそ集まりたいですね」と一言添えるよりも「最近どう?」と言ったつまらない切り出しでも直接連絡することが出来れば新しい発見がそこから生まれるかもしれません。
せっかくこれだけ充実したコミュニケーションツールを自由に使える時代です。
大切なのは自分。どの方法が良いかは人それぞれです。
情報を整理して充実した気持ちで1年を過ごせるように年賀状についてもう一度見直してみませんか?
ご参考になれば幸いです。
それではまた。