長崎ちゃんぽんと言えば「リンガーハット」!
長野県中信地区初出店の長崎ちゃんぽんの代名詞的お店で、早速舌鼓して来ました。
リンガーハット
以前から「リンガーハットの長崎ちゃんぽん」と聞けば都会的なイメージすらありました。
我々長野県民がテンホウのバンバンチーメンをすするように、極めて普通の感覚でシティーボーイ達はリンガーハットを口にしていた事でしょう。(※全て完全に私的な妄想です。)
アリオ上田OPEN当初リンガーハット出店の噂を聞き「時は来た」と天を仰いで少し泣いた事を覚えております。
そんな憧れにも近い感覚のあったリンガーハットがこの度イオン南松本店内フードコートに2015年12月10日にオープン致しました。
少し遅れましたが突入してきました。
ちなみに、全然関係ないですが未だに日本から「ジャスコ」という名の店舗が全て無くなったと言う現実を受け入れられない私がおります。(2010年6月以降は店舗名称変更)
先ず、フードコート全体が綺麗。そして恐ろしいほどの大盛況っぷり。
以前の様な少し殺伐とした自由度の高いフードコートとは雰囲気からして違います。
大滝グループの蕎麦屋「小木曽製粉所」やクレープのチェーン店の「ディッパーダン」等が並んでおり、とても華やかな印象。
中でもリンガーハットには長い行列ができておりました。
※今回は週末、昼時だったこともあり40分程待ちました…
ちなみにリンガーハットは1962年長崎にて創業。つまり創立50年以上経っているとの事。現在全国にグループ合わせて700店舗以上を展開…凄い。
社名は、長崎で幕末から明治初期の頃に活躍したイギリス人実業家のフレデリック・リンガー(1840年 – 1908年)の氏名から取っており、それに明るく・響きのいい小さな家(HUT)を絡ませて「リンガーハット」とした。
人名由来の社名だったとは少し意外でした。
メニュー
パッと見わかりやすそうなんだけど、消化に時間がかかるメニューの見た目。
要するにちゃんぽんと皿うどんが基本で餃子や炒飯、デザートもあるよといった構成。
ちゃんぽんと皿うどんは亜種が豊富。
私は初めてなのでさほど迷うことも無く決定。
長崎ちゃんぽん 540円(外税)
初心者はこれを食わずして何を食う。
ただ、皿うどんと相当悩んだのは内緒の話。
決め手となったのは「麺増量無料」の文字。
普通、1,5倍(300g)、2倍(400g)から麺の量を選べます。
基本の長崎ちゃんぽんに限り無料といった感じでした。
馴染みの有るところで行くと「得々」のうどんだとかイトーヨーカドー南松本店内の「オーブン亭」等と同じシステムで麺の量を増やしてもお値段変わらないという嬉しいシステム。
器自体も大きくて流石にボリューミー。
「野菜が多いって言ってもそれほどでもないでしょ?」と正直思っておりましたが、結構野菜しっかり乗ってます。
キャベツ、人参、玉ねぎ、もやし、海老、かまぼことさつま揚げ的なもの。
国産野菜が255gも使用されているとの事で予想よりも野菜は摂取できる印象。
ちゃんぽん自体あまり馴染みのない私の印象としては、するするいけちゃう感じでした。
麺400gでも恐らく全然問題なく完食できます。
基本豚骨ベースかと思いますが、極めてライト。
野菜等の甘味もあるので重さを感じずに終始いけちゃいます。
麺はこの太さにしては存在感のあるもっちり感。
そして何より野菜のシャキシャキ感がたまりません。
玉ねぎだけは逆にかなり柔らかく煮込まれている印象。
私的には、具の中のさつま揚げ的なものが1番のお気に入りでした。
いかなのかな?海の薫りのするお味が印象的でスープともバッチリ。
途塩だれなるものが設置されておりますので、途中味変させてお楽しみください。
スッキリながらも素材の味や食感を楽しめて満足度の高い一品でした。
キャベツ、もやし、玉ねぎが2倍の量乗る「野菜たっぷりちゃんぽん680円」もかなりの推しっぽかったです。
今後も暫くは混みあいそうなリンガーハットですが、かた焼きそば好きの私としましては「長崎皿うどん580円」だけは死ぬまでに食べておかねばなるまいと心に誓っております。
またほとぼりが冷めたころにお伺いしたいと思います。
美味しかったです。御馳走様でした。
店名 リンガーハットイオン南松本店
TEL 0263-50-8311
住所 長野県松本市双葉5-20 イオン南松本
営業時間 10:00~21:00
定休日 不定休(イオン南松本に準ずる)