松本市内でも老舗と呼ばれる飲食店は多く存在します。
そのどれもが地元民を中心に愛され続けて今日に至ります。
昨今では老舗と呼ばれるお店の閉店など寂しいニュースも耳にしますが、今回ご紹介するのは浅間温泉で地元民から絶大な人気を誇るラーメンなどを中心とした料理を提供して下さる老舗中華料理店のご紹介です。
早速詳細見ていきましょう。
松本市「萬山園」の場所・アクセス・駐車場は?
松本市「萬山園」の住所は長野県松本市浅間温泉1丁目30−12になります。
場所は松本市の温泉街浅間温泉のエリア。
昭和2年から90年以上営業されているという老舗中の老舗で、特に地元住民からは絶大な支持を得ております。
近くには大人気ラーメン店「がったぼうず」や以前記事でご紹介した「さくら食堂」などが御座います。
松本市街地からは若干離れているものの駐車場が店前に数台駐車可能ですがちょっと狭いのでご注意ください。
松本市「萬山園」の店内の様子・雰囲気・喫煙は可能?
店内の雰囲気は「地元の食堂」といった感じで味があります。
席数は30席ほどでテーブル席がメインですが空間は広く感じました。
今回お邪魔した際は既に単独でお酒をクイッと嗜んでいた常連さんと思われる方と店主様とでお話されていて和やかなムードでした。
ちなみに昔ながらの雰囲気のお店なので全面喫煙可の様です。
嫌煙家の方やお子様連れの方はご注意ください。
松本市「萬山園」のメニューは?
お店の看板にも記載が御座いましたがこのお店は「手打拉麺」とのことで自家製の卵麺がウリのお店の様です。
ラーメンメニューを中心にラインナップ豊富に揃いますが一品料理も豊富で魅力的に映ります。
ごはんものも五目炒飯(750円)や萬山丼(750円)などが揃います。
今回は前情報無くお邪魔させて頂いたこともありだいぶ悩みましたが、ここは衝動に従ってこれらをいただいてみました。
萬山麺 800円
「白湯煮込み醤油味」との記載はありましたがそれ以上の情報が無くとっても気になったので注文させて頂きました。
とろっとやや粘度高めの白湯スープに野菜炒めが乗ったスタイル。
豚や鶏、煮干しなどで取ったという白湯スープの勢いが凄いです。
薫り・塩気共にやや強めのスープに炒めたもやしや豚肉の芳ばしさが溶け込んで今まで味わったことの無いタイプのラーメンに。
話題の自家製麺は、ムニッとした柔らかさでスープと一体化してズズっと入り込んでくる感じです。
萬山麺は2度咲く!小さなキムチごはんにスープを回しかけろ!
そして萬山園推奨の食べ方の1つとして「小さなキムチごはん」(+80円)に萬山麺の白湯スープをとろっと回しかけて頂くと美味い!…との事でしたので試してみることに。
白湯スープでいただくおじやのようなものなので、そもそも不味い訳はないのです。
味うんぬんよりも80円と言う破格でサイドメニューがいただける嬉しさが勝ってしまいます。
キムチはアクセントとして働きますが主役は炒めの芳ばしさが移ったスープ。
味の掛け算で全く新しいものが!!…と言った感じではなくキチンと足し算されたお味。
勿論美味しゅう御座います。
揚げ焼きそば 950円
こちらはひとくちいただきました。
よくあるあんかけかた焼きそばと比べると麺が太めでパリっと感強め。
あんかけ部分の野菜感もシャキッとなかなか贅沢に使われていて、どちらかというと「リッチタイプの揚げ焼きそば」と言った感じ。
これだけの具材がとろっとあんかけに包まれて食感強めの揚げ麺にかけられればこれまた不味い訳がありません。
更にあんかけかた焼きそばの醍醐味として、後半に向けてくたっと柔らかくなってくる麺もまた魅力。
餃子(4個) 400円
一見揚げまんじゅうの様にも見える餃子も萬山園の名物と聞いて思わず。
餃子には特製のタレが付属します。
頂いてみると思ったよりももちっとした皮が特徴的で中の餡は水分多めのもの。
もう少し肉感強めのものを想像しておりましたが、想像とは若干違うものでした。
この餃子をつまみにビールをクイッといただいて、締めに萬山麺ってのがオツな楽しみ方なのかもしれません。
なるほどそうきますか!松本市「手打拉麺 萬山園」のまとめ。
浅間温泉街で地元民に90年以上愛され続けている「手打拉麺 萬山園」。手打ちが自慢の自家製麺の独特の食感、そして味わったことの無いタイプの味。驚きと発見が得られる魅惑のスポットの実力を味わってみてはいかがでしょうか?
いかがだったでしょうか。
そのお店のオリジナリティーが見事に表現されている素敵なお店のように感じました。
今後とも末永く地域に根差した営業をされて欲しいお店の1つです。
美味しかったです。
御馳走様でした。