皆様カレーはお好きですか?
今回は私も愛してやまない松本市が誇るカレーの名店をご紹介いたします。
「メーヤウ桐店」は知る人ぞ知る本格エスニックカレーがいただけるお店です。
その様子を一緒に見ていきましょう。
最近はなかなかお伺いすることが出来ませんでしたが、久々にお邪魔させていただく事が出来ました!
エスニックカリーメーヤウ桐店の場所・アクセス・駐車場は?
店名の通り松本市の桐に御座いますこのお店。
そもそもメーヤウは松本市内に2店舗存在し、今回ご紹介する桐店は通称「下メー」と呼ばれバイキング形式でカレーをいただけるお店です。
それに対し通称「上メー」と呼ばれる信大前店ではバイキングでは無く通常の注文形式でカレーをいただけるお店となっております。
最近では松本市中央の「オールドロック」の場所を利用し、いわゆる「ヤドカリ(宿借り)」スタイルでランチ提供もしていらっしゃいます。
桐店の場所は、松本深志高校横を北上し「深志高校北」の信号を右折。
そのまま直進し萩町信号手前左手にある「小松プラザ」の一角にメーヤウは御座います。
ちなみに小松プラザには中華料理の驪山、とんこつとんこ、美珠飯店などが連なっております。
駐車場は小松プラザ全体の駐車場が使えますが人気店なので満車に近い状態の事も御座います。
混雑する時間帯は余裕を持って行かれることをお勧めいたします。
色々なところにアジアっぽい雰囲気出ておりますが、象のイラストがメーヤウの目印です。
エスニックカリーメーヤウ桐店の店内の雰囲気・座席数・喫煙は?
店内は店内入ってすぐ大人数(8~10人)で使用可能な大きなテーブルがあり、左手の店奥に向かって2人掛け・4人掛けのテーブルが並びます。
トータルで20人程のキャパなので状況によっては席が空くのを待つ必要もありますし、大テーブルに相席の可能性も御座います。
通常のお店ですとカウンター席が用意されている辺りにはカリーバイキングのカリーが並べられております。
店内は完全禁煙とのこと。
通常のお店のように注文を取られることは無いので、入店し席を確保した後は来る辛さに備えしっかりと水を用意し自らカレー皿を手に取って戦を開始していきましょう。
エスニックカリーメーヤウ桐店のメニューは?
このお店は前述の通りバイキング形式でカレーをいただけるお店です。
バイキングメニューは9種類のメニューが日替わりで用意され、店の入り口のメニューに掲示されております。
ほぼレギュラーとなっているメニューも御座いますが、なかなか巡り合えないメニューなどもありその時その時出会えるカレーが違うのも特徴的。
ちなみに辛さの表記は「☆」の数で表示されており、辛いのが苦手な方の目安としてわかりやすい工夫もされております。
ちなみにバイキングの価格は1296円です。
その他にバイキングに加え「ドリンクバーセット」(+100円)などのお得なセットも。
単品メニューとしてトムヤムスープ(324円)も用意されております。
その他にはデザートにアイスなども用意され、平日のランチライムにはコーヒー・紅茶が無料でいただける至れり尽くせりの内容。
カリー弁当(670円)も持ち帰りでき、ルーのみ(570円)でも可能。
ちなみに、バイキングの時間制限などは特別設けて無いようですが、そこはあくまでも常識の範囲内でお邪魔しましょう。
ナッツマン。心の俳句。
卓上のナンプラー青とうがらしはマスト!
メーヤウのカレーの味は勿論完成されたものなのですが、このプリックナンプラー(写真右のナンプラー青とうがらし)を好みの量かけることによって個人的には完成すると思っております。
「プリック」とは「とうがらし」の意味。ナンプラー、砂糖、酢を混ぜた調味液に、生とうがらしのぶつ切りを漬け込んだ「とうがらしナンプラー」のことをプリックナンプラーと呼びます。
このナンプラーを回しかけ、自分好みの塩分濃度に持っていくとメーヤウのカレーはさらにおいしくいただけるでしょう。
個人的には全てのカレーにかけますが、特にグリーンカレーやパンプキンカレーなどのココナッツミルクの効いたカレーとの相性は抜群!
ちなみに、以前はメーヤウ信大前店だとこのプリックナンプラーをボトルに入れて購入させていただく事が出来たのですが現在も購入できるのか知りたい今日この頃。
さて、それではこの日のメニューを辛くないものから順に細かく見ていきましょう。
ハッシュドビーフ ☆無し
こちらはお子様でもいいただける全く辛くないメニューです。
「カレー屋に来たのにハッシュドビーフか…」と落ち込むことなかれ。
具がしっかりとしておりコクのあるハッシュドビーフは辛いのが好きな方でも食べておくことをお勧めいたします。
このメニューはいつお邪魔してもある定番メニューだと思われます。
ドライカリー(タイ) ☆
こちらは若干の辛味はあるものの辛いのが苦手な方でも頂ける程度の辛味。
鶏そぼろのちょっとナンプラー風味といったところでしょうか。
食事としては勿論ですが、個人的にはカレーを仕切る「美味しい壁」としても優秀なメニュー。
こちらもお店にお邪魔した際は必ず食べる定番メニューの1つです。
グリーンカリー(タイ) ☆☆
こちらはメーヤウを代表するメニューの1つ。
このお店に初めてお邪魔してグリーンカリーをいただいた時、その美味しさに電撃が走るような感動を覚えました。
タケノコなどの具もしっかりと入っており、☆は二つながらもしっかりと辛いです。
辛いの苦手な方は☆2つを超えた辺りから一気に盛らず、少しずつ辛さを確認しバイキングの醍醐味を味わいながら食べ進めていくのがオススメ。
とにかくナンプラーをどっばどばかけて頂きたい一品。
こちらも恐らく定番メニューなのでいつお邪魔しても置いてある印象。
ビーフカリー(スリランカ) ☆☆
その角煮のようにごろっとしたビーフと、丸ごと入っている玉子が印象的な一品。
辛さもしっかりとありますが、大きな具の存在感も相まってインパクトの強い一品。
ごはんが進んでしまいますのでご注意を。
こちらも定番メニューで漏れなく見かけます。
パンプキンカリー(タイ) ☆☆
こちらは一風変わった文字通りかぼちゃのカレー。
なかなか日本では食べることのできない組み合わせですが…これは秀逸。
かぼちゃとカレーを合わせたらスパイスが勝ってしまうのでは?という心配も御座いましたがかぼちゃの甘味を殺すことなく押し寄せるスパイシーなカレー感。
「流石メーヤウ!グッジョブ!」と厨房に向けてビシッと親指を立てたくなるようなまとまりのあるカレーです。
こちらもナンプラーが最高に合います。
パンプキンカリーは定番に並ばない日もあり、代わりに「パインカリー」などが並ぶ日もあるようです。
季節や曜日等の法則性は未検証ですので悪しからずです。
ミャンマーカリー(ベトナム) ☆☆
ごろっとした具はじゃがいも。恐らく一度素揚げしてあるスタイルかと。
辛味もありますが甘味もあるカレー。
赤っぽい色ですが比較的辛みはマイルドで食べやすいカレーです。
レッドカリー(タイ) ☆☆☆
辛さ表記は☆3つですがココナッツ由来のマイルドさもあるので私でもなんとかいただけける辛さ。
ごろっと入っている鶏肉と大根が素敵。
これもプリックナンプラーが最高に合います。
カントリーカリー(タイ) ☆☆☆☆
この辺りから私の辛さの許容範囲を飛び越えてきます。
辛い…
タケノコやヤングコーンなどの具材の大胆な食感は嬉しいカレーです。
でも…辛い…
チキンカリー(インド) ☆☆☆☆☆
メーヤウの代名詞とも言えるチキンカリーは辛い物が苦手な私も毎回締めに頂いております。
骨付きの鶏肉がごろっとそのままいただけますが、その辛さは本物。
ほろほろっと煮込まれたチキンを崩しながらごはんと一緒に口に運びますが…
少しビターなカレーのスパイスがふわっと抜けると、その後にズシンと重みのある激辛っぷりが襲ってきます。
この辛さと旨味は半端ないです。
カレーの辛さが得意な方には是非とも味わっていただきたい本格的な味わいです。
今回のカレーラインナップは以上でしたがその他にもさまざまなカレーが存在するようですので足しげく通う事をお勧めします。
ヤミツキマツモト流、メーヤウ桐店盛り付け徹底攻略!
※全て個人の一種の楽しみ方ですので、悪しからず。
センター オブ ザ ユニバース
簡単に言うと真ん中にご飯を盛り付けて、その周りにカレーを展開していく方法です。
色々と細かいことを考えずに楽しめますが、カレーとカレーの境界線が曖昧なので個々の味を楽しみたい方は少し工夫された方が良いかと。
逆に、色々なカレーの味をミックスして楽しみたい方にはオススメの方法です。
センターウォール
真ん中にごはんで壁を作るイメージで左右にカレーを仕切ります。
センターオブザユニバースと比較すると2つの部屋が出来るので区分けが出来ます。
ココナッツっぽいものとその他、激辛ゾーンと辛口ゾーンなど自分ルールに乗っ取ってカレーを大別していくとよいでしょう。
グランドクロス
センターウォールを構築した後にドライカリーを使って更に部屋を分けます。
合計で4つの部屋が出来、ドライカリーも楽しめるため実質5つのカレーを楽しむことが出来ます。
トゥインクル☆スター
こちらも5つのカレーを楽しむことが出来ますが、壁にドライカリーを使用すれば6つのカレーを一度に楽しむことが出来ます。
ここまで来ると、壁を作ることに集中しすぎてしまい結果的にごはんの量が多くなり一皿目でギブアップ…といったことも考えられますのでご注意ください。
エスニックカリーメーヤウ桐店のまとめ
本格的なエスニックカリーがバイキング形式で好きなだけいただける「メーヤウ桐店」は激辛好きは勿論、異国の薫りを感じたいあなたにぴったりの本格スパイシーなカレーの名店だった!プリックナンプラーも是非お試しあれ!
いかがだったでしょうか。
松本市でもこだわりのカレー屋さんがどんどん増えてきて嬉しい限りです。
今後ともカレー屋さんどんどんお邪魔していきますので乞うご期待!
気になる方は是非!
美味しかったです。
御馳走様でした。