各SNSで「ファミリーマートの汁なし担々麺は激ウマ」との噂は多方面から聞いておりました。
今回、実食してみて改めて「冷凍食品の無限の可能性」を感じる結果となったのであります。
そもそも汁なし担々麺が大好物な私。
でも、好きになったのは極々最近の話。
それこそ前々回の記事中の無奏天生の汁なし担々麺に出会ってからであります。
現在、広島県が汁なし担々麺を猛プッシュしており、以下「汁なし担々麺って何?」を抜粋。
日本の担担麺は、スープのあるものが主流ですが、元々担担麺の発祥の地、中国四川の担担麺は汁がないものです。
汁なし担担麺の多くには山椒や花椒が入っており、唐辛子の辛さに加え、山椒や花椒のピリリとした風味を味わうことができます。上にそぼろ・青ネギがかけたり、トッピングに温泉卵や白菜、セロリなどを出しているお店もあります。
汁なし担担麺には、器の底に濃いめのたれが入っており、食べる前に麺と具、そしてそのたれをよくかき混ぜます。しっかり混ぜ合わせると、たれと麺がよくからみあい、たれがなくなったころが食べごろです。また、山椒や唐辛子の量を調節することで、自分好みにアレンジすることもできます。
麺を食べ終わった後にごはんを出している店もあります。具とたれが残った器にごはんを入れ、からませて食べるとまた美味しく、1杯で2度楽しむことができます。
広島では10年ほど前から専門店が増え始め、今では汁なし担担麺を提供する店が市内だけでも30店以上あります。
過去に長野県松本市で営業されていた「中華そばくにまつ」が広島に移転し、汁なし担々麺を名物として広めるのに一役買った!という比較的我々松本市民にも縁遠いお話では無い商品。
ちなみに、現在も広島では超有名店のくにまつさんはなんとレシピも公開しております。
自作してみたい方は調べてみて是非とも自作に挑戦してみてください。
実は私も何度も作っておりますが相当奥が深いです…
もとい。
ファミリーマートの汁なし担々麺 248円
はやる気持ちを抑え冷凍食品コーナーからコイツを買い物カゴに入れどこか恥じらいのある表情でレジへと走りました。
まるで青春時代が蘇ったかのように気分は高揚し、頬は赤く染まっていた事でしょう。
※この物語はフィクションです。
急いで家に帰ると胸の鼓動を抑えながら深呼吸して開封していくのです。
そう。まるで若かりし頃雑誌の袋とじをピリピリと破るような甘酸っぱい期待を込めて…
※当商品はどちらかと言うと辛口です。
普段家電製品やゲーム等では説明書の類は一切見ない派の私(当社比)。
今回ばかりは失敗できないのでみっちりと裏面を読み込みシミュレーションを重ねます。
「よし…600Wで約6分や。後悔は無い。」
中身はこんな感じ。
どっちかっていうとパスタ的な雰囲気を醸し出しています。
セブンイレブンの冷凍食品の「具付きつけ麺」も私的には大ヒットしたわけですが、この手の商品はレンジでチンするだけで頂けるという手軽さがかなりポイント高い。
上下面間違えないように皿に入れて規定時間チンするだけ。
で、出来上がりはこんな感じ。
注)ホアジャオ=花山椒の事
別添で花山椒が添えられており、それで辛さを調節するとの事ですが当然全部かけました。
この辺りの演出が上手。薫りがフワッと立ち、全然違います。
麺は平打ちでかなりもちっと食感が強いもの。
坦々ダレはゴマ由来の甘味がかなり強めなので、別添の花山椒が無ければダレてしまうかもしれない絶妙なバランス。
辛いのが得意ではないのかもしれない疑惑の私でも山椒全部掛けても問題無く食べられる程度の辛さ。
逆に無奏天生とかの所謂広島風汁なし担々麺の様な辣油由来と思われる鋭い辛味はそれほどでも無く。
既存の汁なし担々麺の概念を打ち破ってくれました。
しかもこの値段!この手軽さ!この本格的薫り!
このレベルの商品がコンビニの冷凍食品コーナーに眠っていると思うと末恐ろしいものがあります。
コンビニの冷凍食品コーナーは発展途上の冒険島です。高橋名人の。
今後も気になる商品ありましたらバシバシピックアップしていきたいと思います。
(セブンイレブンの汁なし担々麺も気になっております。)
大満足でした!
御馳走様でした。