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【緊急通報】当たり屋グループのデマ情報再び!徹底的に調べてみた!【2017年7月】

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最近私の周りでもちょくちょくと聞かれる「当たり屋グループが来ています」ってこの話題。

この際なのでわかる範囲で徹底的に調べてみた!

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皆様、最近このような紙見覚え有りませんか?

私が住む長野県松本市界隈で最近ツイッター上でもちょくちょく見かけますし、ペーパーベースでも目にしました。

今回の私の正直な第一印象としては…

「おぉ!懐かしいっ!」でした。

実は10年前くらいになるかと思いますが全く同じ内容の紙を目にしたことがありました。

10年前に初めてこの紙を見た感想としては…

「コイツはやべぇ事になっとるやないけ…皆に知らせねば!」

恐らくこの紙を初めて目にした方は私と同じような感想を持つと思います。

しかも昨今ではSNSなどで簡単に情報を拡散できますので初見の若い方などを中心にツイートよく見かけます。

まぁそれ自体が悪いことではないのですがちょっとコーヒーでも飲みながらおじさんとこの話の歴史を紐解いていきましょう。

その当たり屋グループの話…昔からあるデマらしいでっせ!

…このペーパーレス時代に紙ベースの情報ですよ?

まず、ちょっと落ち着いて考えてみてください。

ツイッター上で見かけるのもA4の紙を撮影した画像を添付されて拡散されているものがほとんど。

一部表題が「緊急通達」になっていたりするものもありますがまぁほとんど同じ内容と言っても良いでしょう。

恐らくですが内容までそっくりそのまま10年前見たものと同じ。

…タイムカプセルですかね?

以下抜粋します。

当たり屋グループが山口県、関西方面から来ています。被害が続出していますのでくれぐれも注意してください。

携帯電話からで市外局番なしの110番

(注意)

1、下記のナンバー車両と接触事故を起こした場合は、その場で示談せずに即座に警察に連絡すること。

2、警察が到着する前に、自分の勤め先や氏名・住所・電話番号等を教えたり免許証を見せたり絶対しないこと。

3、このコピーを必ず携帯すること。

4、友人・知人に至急知らせてあげてください。

5、社用・自家用車に問わずこのコピーを出来るだけ多くの方に配布して知らせてください。

なるほど。改めて読んで要約すると「みんなに知らせてくれぇぇ!」と言わんばかりの構成。

こりゃ拡散したくもなりますね。「社用・自家用車問わず」ってところにビビビっと来て会社で紙が配布されるなんてこともたまに聞く話です。

当時は携帯もガラケーでスマホなんてまぁ一部しか持っていなかったし、「携帯電話からで」ってのも当時からの表記だとしたら逆に背伸びしてナウい感じだしてる雰囲気もあって逆に可愛さすら感じます。

紙ベースなのも私が初めて見た10年前ではそんなに変なことでは無く、普通にFAXでこの情報が回ってきたなんてこともあった気がします。

で、その後に山口を中心として大阪、なにわ、水戸、和泉、神戸、姫路当たりの車のナンバーが記載されております。不明ってのを混ぜてくるあたりがちょっとテクい(テクニックを感じるの意味)感じがします。…そうでもないか。

で、以下の注意事項に続きます。

☆このナンバーの車両が前を走行している時は急停止されても大丈夫な距離を保って運転しましょう。

☆サイドブレーキを引いて止まるのでストップランプは点灯しません。

☆また、横の車両が異常接近した時は、充分に注意してください。

☆運悪く当たった場合はすぐに警察に連絡すると共にこの資料を相手にみせるようにチェックしてください。逃げていく車両もあるそうです。

さて、落ち着いて読んでみましょう。

こんなんどうやっても逃げられなくね?
…ってか最後逃げられとるやないすか!

頭の中でシミュレーションしても、通常走行していてブレーキランプなしで前の車が急停車した時に上手く避けられるかは運も大きく作用するような気もします。

車間距離の開け方が尋常じゃない距離になって逆に迷惑運転になりかねない気もしますが…

とにかく不安を煽る内容。絶望感すら感じます。

情報の出所の記載が全く無い!

これが実は一番怪しいところですよね。

これ、結局誰からの発信なの?って。

昔から「テストの名前欄に自分の名前書かなかったら0点になるよ!」とか言われなかったのかな?

情報ソースが掴めないのはとっても怪しい。

掲載されている車両分類番号が古い!

今回出回っている情報の車両ナンバーに注目。

山口○○のように県名の後ろにある2桁の番号ですが、実は現在は3桁の番号になっております。

分類番号が3桁化されたのは1999年のことらしいので、上記当たり屋グループが実在するとなると少なくとも18年以上前の車の集団と言うことになります。

それはそれで恐ろしい…ですが、現実的にちょっと考えにくいですよね。

…って事でちょっとネットで調べてみました。

当たり屋グループ情報は1980年ごろから存在する歴史あるデマ情報だった!

これが全てでした。以下転載。

当たり屋グループ(あたりやグループ)とは、自動車・オートバイなどに乗車してターゲットとなる相手にわざと交通事故を起こさせ、法外な要求してくると噂されている集団のこと。1980年代末から1990年代にかけて、当たり屋グループへの注意喚起を促す出所不明の文書が人伝いに広く流布したが、これらの怪文書は根拠のないデマであるとされており、そのような集団が存在すること自体が都市伝説の一つであるともみなされている

この30年以上前から存在する情報が何故今プチブレイクし始めたのか?

これは完全な私の推測ですが、恐らく誰かが過去の情報をポンッとツイッター辺りに上げたんじゃないかと。

昨今の情報拡散力は過去の比では無いですし、SNSを生活の一部として駆使している世代に過去にこういったことがあったことを知る人も少なくなっていることも要因の一つかもしれません。

過去の概要です。

概要

当たり屋グループの存在を知らせるものとして広く流布した文書は、「示談金や見舞金を目当てにした当たり屋の集団が県内に来ている」と不安を煽り、その後に当たり屋とされる車両のナンバープレートの番号や、遭遇した場合の対応方法といった、具体的な回避方法が書かれた内容が続く体裁になっている。組織的な犯罪集団がナンバープレートと共に報告され、いつまでも逮捕もされないというのは不自然であるが、当たり屋行為それ自体は実在しており、また内容が漠然としたものではなく具体的なナンバーまで書かれていることが、読み手に注意喚起を促す。こうした内容は読んだ人を不安に陥れ、思わず「事実」として他人に伝えたくなるような噂としての条件を兼ね備えたものとなっている。

こうした文書が流布したのはワープロ専用機とファクシミリが広く普及したのと同時期で、チラシ、ファックス、回覧板などといった媒体で広まった。一時はテレビや週刊誌でも採り上げられることがあったため、この都市伝説は、職業として自動車の運転に従事する者を中心に全国的に広まった。情報の広まり方としては、「当たり屋グループ出現チラシ」のファックスやコピーが手元に届き、そのコピーをコピーしたものを他者に送り、受け取った他者がさらにコピーを重ねて、さらに他者に送るといった経緯である。

1996年に社会心理学者の佐藤達哉が学生の協力でチラシを収集したところによれば、集まった11枚のチラシはいずれも同一のものがなく、大きさも体裁も書体もさまざまで、補足内容の差異などが見られたという。チラシのコピーを重ねていくうちに文字がつぶれて判別しにくくなったり、作り直された際に誤読され別の文字(数字)に置き換えられるなどの過程を経て、様々なパターンの内容ができていったと考えられる。一説によると、そのパターンは全国で200種類以上にものぼるという。

社会心理学者の方まで登場。

いや、確かに情報拡散とか噂の伝達とかの観点から見ればとっても面白いお話だと思います。

今回身近で出回っているのはまぁほぼほぼ同じ内容でしたが、上記によると色々なバージョンが確認されている模様。

ビックリマンシールを集めるが如くコンプリートしてみたい気もする。

この怪文書とも言える当たり屋グループ情報は、問い合わせがあるたびに警察が「そのような事実は確認できておりません」って内容で注意喚起したりする事態になることもあるようなので、この情報を必要以上に拡散させずに「過去にもこういった歴史がありますよー」って事を知ってもらう意味でも記事として書きました。

皆様に届け!デマですよ!

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コメント

  1. 匿名 より:

    確かに筆者の言う通りですなっ。
    しかしながら当たり屋は現実に実在しており、歩行者や自転車での犯行が多数おりますね。

    • 管理人com. 管理人com. より:

      コメントありがとうございます!
      おっしゃる通りで、今回の記事は決して当たり屋自体を否定するものではなく、世に出回っている「当たり屋グループが○○から来ているので注意!」と言う噂の元を辿ってみたと言う内容で書きました。
      この噂を可能性の1つとして認識し、常に安全運転を意識することが出来るのであれば少しはこういった噂も少しは役に立つのかなぁと思います!

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