屋外で食べる絶品料理にはアウトドアスパイスが欠かせません。
黒瀬のスパイス、ほりにし、マキシマム、mottecoの有名スパイス4種を徹底比較し、タイプ別にあなたの好みに合うアウトドアスパイスはどれなのか?わかりやすくまとめてみました。
どうも。ヤミツキマツモトのコムさん(@infoyami2ki)です。
『アウトドアで肉を焼いて食べる』
それだけでいつもと違った格別な美味しさが味わえるものですが、調理をよりシンプルに、そしてより美味しく仕上げてくれるのがアウトドアスパイスです。
今回は、アウトドアスパイスを日常的に食べている私が「アウトドアスパイスって色々あるけど何を買ってよいかわからない…」と言う方のために各スパイスの特徴をまとめ、あなたの好みに最も近いスパイスはコレ!とわかりやすくまとめていきます。
実はキャンプとか全然行かないけど、アウトドアスパイスが気になる!
それぞれに個性があるので「どれか1つを選びたい…」と言うときに参考にしていただけるように特徴をまとめていきます。
あなたの自分好みの1本が見つかりますように…
早速詳細見ていきましょう。
- そもそもアウトドアスパイス、BBQスパイスって何?
- 今回はどんなスパイスを比較してまとめていくの?
- 鶏肉専門店かしわ屋くろせ『黒瀬のスパイス』
- アウトドアショップOrenge『ほりにし』
- 中村食肉『マキシマム』
- /moose/ room works「motteco ~もってこ~」
- それぞれのスパイスの特徴
- 黒瀬のスパイスの特徴とは?バランスの取れたアウトドアスパイス!
- ほりにしの特徴は?複雑な深みと、わかりやすい鋭さが両立したスパイス!
- マキシマムの特徴は?個性が強いスパイスながらもカレーの様な馴染みやすい薫りも。
- motteco鉄板スパイスの原材料
- アウトドアスパイスの最強コスパは?価格的に安いのはどれ?
- 4種類のアウトドアスパイス比較まとめ!あなたの好みはどれ?
- それぞれのアウトドア・バーベキュースパイスのおすすめの食べ方!
- アウトドア・バーベキュースパイスは個性派揃い!全部違って全部良いまとめ。
そもそもアウトドアスパイス、BBQスパイスって何?
アウトドアスパイスの特徴
「アウトドアスパイスってこんなもの!」と言う具体的な定義は無いですが、個人的に思うアウトドアスパイスの特徴をまとめてみました。
- 色々な調味料を持ち歩かずに1本だけでしっかりとしたスパイス感と味が決まる
- 肉や魚など汎用性が高い
- アウトドアだけではなく普段使いでも重宝する
上記3つの理由からキャンパーだけではなくご家庭の調味料として近年絶大な人気を誇っているのがアウトドアスパイスです。
キャンプでは荷物をできるだけコンパクトにまとめたいので、シンプルに1本持ち出せば良いだけのアウトドアスパイスはとても重宝します。
それでいて、家庭用調味料としてしっかりとスパイス感があり抜群に美味しいのでいろいろなスパイスを試してみたくなってしまいます。
今回はどんなスパイスを比較してまとめていくの?

今回は知っている人は知っている、有名なアウトドアスパイス4種類をピックアップして原材料や味などの面から掘り下げて比較してみようと思います。
今回比較するスパイスは以下4種類。
鶏肉専門店かしわ屋くろせ『黒瀬のスパイス』
かしわ屋(西日本では鶏肉をかしわと呼びます)の作った本格スパイス。鳥はもちろん牛、豚、魚にも抜群の相性です。
テレビでも多数紹介され、自身がキャンパーである某ユーチューバーも絶賛!キャンプには欠かせない一品です。
すぐに届きますので即お試しいただけます。

昭和25年創業、福岡県北九州市の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」さんが販売するスパイスです。
個人的に初めてのアウトドアスパイスは黒瀬でした!
アウトドアショップOrenge『ほりにし』
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Orangeの敏腕マネージャー堀西が5年の歳月をかけて作り上げたスペシャルスパイス「アウトドアスパイス ほりにし」がついに販売開始しました!
和歌山県のアウトドアセレクトショップ「Orange」の秘伝のスパイス。
色々なところに流通していて、長野県内でもチラホラ店舗でも見かけます!
ちなみに「ほりにし」とはその名の通りOrengeマネージャーの堀西さんの人名から取ったようです。
中村食肉『マキシマム』
中村食肉オリジナルの魔法のスパイス『マキシマム』!!
お肉に、コロッケに、ドレッシングにと、「どんな料理にも使える」と話題の逸品です。
宮崎県の中村食品が販売するマキシマムスパイス。
嘘か本当か九州宮崎ではどの家庭にも置いてあるとの噂も…
/moose/ room works「motteco ~もってこ~」
mottecoとは?
キャンプの夜ご飯はいつもと違う特別なひととき。そんな時間に使ってもらいたい……という気持ちを込めたスパイスがこの「アウトドア万能スパイス motteco(もってこ)」です。 これさえあれば、アウトドア料理、ホットドリンクを更に美味しくできるスパイス。そしてもっとキャンプが楽しくなる!
「アウトドア万能スパイス motteco(もってこ)」はスパイスBOXに入れたくなるカラーパッケージと「もってこちゃん」をあしらった可愛いデザインでお届けします!
製造元…株式会社 エス.エス.ピー
販売元…/moose/ room works
ブランドオーナー…キャンプ女子 森風美
甘いスパイス調合、レシピ開発…キャンプ料理研究家 スガタニ
鉄板スパイス調合、motteco製品開発サポート責任者…/moose/ room works
プロダクトマネージャー 川高裕介
色々な力が1つとなって生み出されたスパイスは他のスパイスとはちょっと違った可愛い雰囲気のスパイスです。
鉄板スパイスと甘いスパイスの2種類を展開されています。
※今回はアウトドアに持ち出せる1本として鉄板スパイスで比較していきます。鉄板スパイスAmazon品切れの為、リンクは甘いスパイスです。

それぞれのスパイスの特徴
黒瀬のスパイスの特徴とは?バランスの取れたアウトドアスパイス!

原材料 食塩、胡椒、醤油、レッドベルペッパー、ガーリック、パプリカ、コリアンダー、グリーンベルペッパー、パセリ、オニオン粉末、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に大豆、小麦を含む)
商品の重量 110 g
黒瀬のスパイスの見た目の赤みが強いのはレッドベルペッパーによるものと思われます。
スパイス感強め、塩気ほどほどと言った感じでかける食べ物のうまみを引き立ててくれるような素晴らしいバランス感のスパイスです。

基本的にはどんなものにでも合いますが鶏肉専門店のスパイスという事もあり、鶏肉との相性は抜群です。
ほりにしの特徴は?複雑な深みと、わかりやすい鋭さが両立したスパイス!

【原材料名】
食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(原材料の一部に小麦、大豆、豚肉を含む)【内容量】
100g【栄養成分表示(100g当り・推定値)】
熱量:206kcal たんぱく質:12.7g 脂質:2.8g 炭水化物:32.5g 食塩相当量:45.8g
ほりにしは黒瀬スパイスと似ているスパイスです。
配合量こそ違えど同じものが多く使われているため黒瀬と同じカテゴリーと言っても過言ではないでしょう。

個人的に感じた違いは3点。
- 塩気やガーリック感は黒瀬より強め
- ミルポワパウダー由来なのかいろいろな味がする
- 粒感はほりにしのほうが荒く、食感も強め
どちらも塩コショウの奥には醤油ベースの和風テイストが潜んでいますが、ほりにしは洋風テイストも感じる複雑な旨味があります。
一言でいうとパンチは強いながらもオシャレな味がするので、女性やお子様にも喜ばれそうな味。
強さだけでなく野菜や魚との相性も良いのも特徴な万能選手です。
ミルポアはフランスの料理用語で、タマネギ、ニンジン、セロリを中心にスープやソースのベースとして使われる香味野菜の総称です。フランス料理ではこの3種の香味野菜をベースとして様々な料理に使います。
タマネギ、ニンジン、セロリを中心としたシーズニング素材で味を整え、オイルで香ばしく炒めた後、使い勝手の良いパウダーにしました。スープやソースの風香味を簡単に引き上げることができ、嫌な臭いを抑えるマスキングとしての効果もあるミックスシーズニングパウダーです。
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マキシマムの特徴は?個性が強いスパイスながらもカレーの様な馴染みやすい薫りも。

原材料:食塩、胡麻、コンスターチ、野菜粉末、醤油、ナツメグ、パプリカ、カツオエキス、クミン、ローレル、唐辛子、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸化澱粉、[原材料の一部に大豆、小麦粉を含む]
内容量:140g
マキシマムは黒瀬、ほりにしと比べると一言でいうと「塩コショウ感」が強めです。
誰もが知っている日本の超万能調味料「味塩コショウ」のスパイス感をブーストさせたもの…と言った方がピンとくるかもしれません。
粒感がほぼ無く、さらさらしているのが特徴。

味の特徴は、塩気・スパイス感共に強く文字通りマキシマムな主張が美味しいスパイスです。
その中でもナツメグやクミンなどカレーで使われるようなスパイスが奥に潜んでいるため、馴染み深い薫りがするのも特徴の1つです。
ある程度味が強いものにかけても負けない味ながらも、日本人の遺伝子に刻まれた馴染みのある香りでファンが多いのも納得なスパイスです。
お酒のつまみに肉を焼く…などのパンチを効かせた味が欲しい時にはマキシマムが大活躍しそうです。
motteco鉄板スパイスの原材料

原材料名:ガーリック(国内製造)、乾燥調味みそ顆粒(米みそ、かつお節粉末、酵母エキス粉末、かつおエキス、昆布粉末)、岩塩、胡椒、乾燥みそ粉末、唐辛子、白ゴマ、黒ゴマ、コンソメ顆粒、コリアンダー、オニオン、砂糖、パプリカ 、パセリ、ジンジャー、陳皮、オレガノ、フェネグリーク/調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦・卵・乳・牛肉・ごま・大豆・鶏肉を含む)
内容量: 60g
Mottecoスパイスは今回ご紹介するスパイスの中ではかなり異質のスパイスです。
原材料に味噌やコンソメを使用し、群を抜いて和風テイストの強い一品。
ふりかけとしても使えそうな粒の粗さがありますが、しっかりとスパイス感もあるスパイスです。

塩気はこの中で一番控えめで、味噌&コンソメと言う王道の組み合わせで思わず沢山かけたくなるような仕上がりです。
肉や魚などのアウトドアシーンでは勿論ですが、家庭料理のちょっとしたスパイスとしてとても汎用性の高いスパイスです。
味噌ベースなのでバター等の乳製品との相性が抜群なのも特徴です。
アウトドアスパイスの最強コスパは?価格的に安いのはどれ?

各スパイス内容量と価格を見てみると、「このスパイスが一番安い!」といった大きな違いは見られませんでした。
価格もAmazonや楽天などによって多少開きがありますが、広いくくりで言えば大体同じくらいの価格だと言えるでしょう。
強いて言うならばマキシマムスパイスの容量が140gと最も多い為、同価格帯であればマキシマムが若干コスパは高いかもしれません。
4種類のアウトドアスパイス比較まとめ!あなたの好みはどれ?
商品名 | 塩気 | スパイス感 | 特徴 |
---|---|---|---|
黒瀬のスパイス | 弱 | 強 | とてもバランスが良く素材を活かした上でスパイス感を足せる |
ほりにし | やや強 | 強 | 黒瀬に似ているがパンチがあり深みがある。オシャレな味 |
マキシマム | 強 | 強 | 塩コショウ+カレー調の薫り薫るスパイスの様な強めの個性あるスパイス |
Motteco | 弱 | やや強 | 味噌+コンソメの唯一無二の汎用性のあるスパイス |
前提として基本的にどのスパイスも肉や魚、野菜など万能な使い方が出来ます。
スパイスの主張はマキシマムが一番強く、弱い素材にかけるとマキシマム色が強くなってしまうかもしれません。
逆に素材の味を引き立てるという意味では黒瀬のスパイスやmottecoスパイスが使いやすいように感じました。
普通に家庭で使える汎用性の高さで言うと黒瀬のスパイスやmottecoが使いやすい気がします。
それぞれのアウトドア・バーベキュースパイスのおすすめの食べ方!
- 『焼いた肉にかけるのは絶対美味い』
- 『アウトドア・バーベキュースパイスでたまごかけご飯を食べると糞美味い』
- 『意外と冷ややっこ等のシンプルなものにも合う』
…と言うスタンダードが存在しますが、そこを除いて家庭でも出来るおすすめの食べ方をピックアップしてみます。
黒瀬のスパイス

鶏のから揚げの下味として使うと奇跡の美味さ!
下味に黒瀬のスパイスをちょい足しするだけでいつもの鶏のから揚げが本格的なお店の味に!
鶏専門店のスパイスの真骨頂がご家庭でも味わえます。
スパイス感のバランスが良い為、お子様も喜ぶ極美味仕様です。
ほりにし

アクアパッツァやアヒージョで魚介の旨味にも抜群に合う!
他のスパイスと比べどこか洋風なテイストも感じられるほりにしは魚や野菜との相性も抜群。
ご家庭でもアウトドアでもアクアパッツアやアヒージョにはらりとかければ本格的な香りがプラスされ、ワンランク上の味わいが楽しめます。
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マキシマム

子供も喜ぶマキシマムフライドポテトが至高の美味さ!
ご家庭で冷凍のフライドポテトを揚げるときに袋でシャカシャカマキシマムをまぶしてみてください。
いつもよりもちょっとパンチの効いた、尚且つカレーの薫りがすこし薫ってくる子供が喜ぶ魔法のポテトの完成です。
マクドナルドのポテトで試すときは塩気が強すぎるので裏オーダー「塩抜き」で注文してみましょう。
Motteco鉄板スパイス

まさに鉄板!mottecoガーリックバターライスで決める!
乳製品との相性がとにかく良いmottecoなので、ニンニクとバターをこれでもか!と効かせたガーリックバターライスにかけてみましょう。
ちょっと強めに振りかけるのがコツです。
粒も比較的しっかりしているので単調になりがちなガーリックライスに薫りと食感が足され、最高の一品になります。
アウトドア・バーベキュースパイスは個性派揃い!全部違って全部良いまとめ。

キャンプやバーベキューに欠かせないスパイスの魅力、伝わりましたでしょうか?
その汎用性の高さから「何を買ってよいかわからない…」と悩んでしまいがちですが、今回比較してみた内容を元にあなた好みの1本に巡り合っていただければ幸いです。
基本的に今回ピックアップしたスパイスはどれも「何にかけても美味い!」は間違いないので、ビビビッと来たものを一本購入してみることをお勧めいたします。
アウトドアだけでなく家庭でも重宝するものばかりですので、あなただけの最高のレシピ見つけてください。
今回ピックアップしたもの以外にもおすすめのスパイス御座いましたら随時追記していきますのでコメント欄で教えてください!
最高に美味しいもの、これ一本で決まる!
この感動、是非体験してみてください!
>このスパイスを開発したマネージャーの名前が「マキシマムさん」
惜しいです。
中村食肉の代表を務める中村広正氏の御父上は、シベリア抑留を経験した方なのですが
収容所生活の中で、Максим(マキシム)というロシアの将校と懇意になり、帰国後に
父君が亡くなった後も、家族間の交流は続いているそうです。
この商品はMaximum(最高級)のスパイスという意味で知られていますが、命名の経緯に
思いを巡らせると、違う見え方がしてきませんか?
意外な事に、こちらも人名が由来なんですね。
うわ!凄い!ありがとうございます!
本文にちゃっかり追記させて頂きます!意外Σ(゚ロ゚;)
ありがとうございます助かります!
・・・という与太話を思い付いたんだ(汗
STOP! 本文追記 STOP!!
爆笑です!笑
むしろそれだけでブログ記事になるほどのボリュームコメントありがとうございます
頂いた与太話は、むしろ私自身のレギュラーネタとして語り継いでいきます!笑